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「そろそろ離乳食を食べさせたいけれど、アレルギーが出たらどうしよう」と悩むお母さんは多いものです。考え始めるとつい不安になってしまいますが、正しい知識をつければ、むやみにこわがらずにスタートできます。今回は、離乳食を進めるうえで知っておきたい食物アレルギーについて、お話します。

食物アレルギーとは?

食品に含まれるタンパク質に免疫が反応するのが、食物アレルギーです。タンパク質が完全に消化され、ペプチドという小さい単位になれば大丈夫なのですが、赤ちゃんの消化吸収機能は、発達の途中段階。タンパク質の分子が大きいままで腸から吸収されてしまうと、アレルギー反応が起こることがあります。

原因となりやすい食品

原因となりやすい食品は、卵、乳製品、小麦などです。乳幼児期の食物アレルギーは、成長とともに改善することも多いので、長い目で見ていきましょう。制限する代わりに何で栄養を補えばいいかなどは、赤ちゃんによっても異なります。医師のアドバイスに従って工夫していきましょう。

アレルギー反応にはどんなものがある?

アレルギー反応として、赤ちゃん時代に多いのは皮膚症状です。赤みやかゆみ、湿疹やじんましんなどの症状が出ます。その他にも、目が腫れる、鼻水、便秘や下痢、嘔吐など、症状はさまざまです。しかし、これらの症状はアレルギーでなくても出ることがあります。慌てずに状況を見て、医師に相談しましょう。

すぐに症状が出る「即時型」と、後から出る「遅延型」

食べて数分でアレルギー反応が出るのは「即時型」、24~48時間で症状がピークを迎えるものは「遅延型」と呼ばれます。薬を飲んで1~2日したら湿疹が出たなどはこちらのケースです。時間が経っていると原因を特定しにくいので、注意が必要です。

食事日誌をつけよう

アレルギーの有無や、「遅延型」の症状の原因を探るために役立つのが、食事日誌です。記入する内容は、赤ちゃんが口にしたものと時刻、母乳のときは、お母さんの食べたものも記録して下さい。症状が出た場合は、その時の状況や出来事も一緒に書いておくと、医師の判断を仰ぎやすいです。「その日は急に暑くなった」などの天候の記入も手掛かりになります。毎日書き留めるのは大変かもしれませんが、後で見返すと大事な宝物になります。

自己判断で食事制限しないこと

食物アレルギーがあって、専門医の指導の下で原因を除去するのは、もちろん大切なことです。しかし、「もしアレルギーだったら」という心配から、むやみに卵などを避けるのは考えものです。タンパク質は赤ちゃんが育つために必要な栄養素なので、自己判断で制限しないようにしましょう。アレルギーに関して特に大きな疑いがなくても、検査を受けることはできます。まずは医療機関に問い合わせてみて下さい。

最後に

赤ちゃんの状態に気を配り、おかしいな、と思ったときは医師の判断を仰ぎましょう。もしアレルギーがみつかっても、赤ちゃんが成長するにつれ、症状は消える場合が多いので、あまり悲観しないでください。栄養素の偏りに気をつけて、食べられるものをおいしく楽しく食べていれば大丈夫です。

 
 
参考文献:アレルギーネットワーク編(2000)『アレルギーの快適生活』風媒社

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