2025.06.11
【業務用浄水器】マルチピュアはどんな事業者に最適?
他社製品を凌駕する圧倒的な浄水性能、それに伴う風味のよさ……。世界80カ国以上で愛されるMULTIPURE(マルチピュア)の浄水器がつくり出す浄水には、創業50年来、根強いファンがいます。
業務用浄水器について日本市場では「残留塩素」と「濁度」の2項目しか除去対象としていない製品が多く見られます。
一方、健康被害の懸念される水道水の有害物質を102項目、いずれもほとんど99%以上除去することのできるマルチピュアの業務用浄水器は、より安全な水を求めている事業者様におすすめです。
家庭用浄水器の選び方とはまた異なる業務用浄水器の選び方に注目し、事業者様が持つべき視点について解説します。
業務用浄水器とは?家庭用浄水器との設計上の違い

浄水器メーカーが業務用浄水器を設計する際に求められるポイントには主に以下の2つがあります。
- 大量の水をすばやく濾過すること
- フィルター交換などのメンテナンス工数を極力抑えること
これらのポイントを達成するには、一般的には浄水できる除去対象物質の項目数や除去率を大幅に妥協して下げる必要があります。
業務用浄水器の種類

以上の理由から、業務用浄水器には以下の2種類の趣向の機種が市場に乱立していると言えます。
- 有害物質の除去には妥協せず、高性能なままフィルター交換などのメンテナンス工数だけを抑えた浄水器
- 多様な不純物を高精度で取り除くことよりも、大量の水をすばやく濾過することに重点を置いて設計された浄水器
瞬間的な水量を確保できる大容量浄水器を導入すべきか、有害物質の除去項目数や除去率を優先すべきか。いずれの種類の浄水器を選ぶべきかは組織の状況によりけり異なります。
業務用浄水器の選び方

たとえば日々、多くの人々が浄水を利用するような環境では、塩素などの最低限の除去項目だけを確保した上でじゃぶじゃぶとお水を惜しみなく使える浄水器が適合しやすいでしょう。
一方で、医療現場、教育機関、飲食店など、有害物質の除去項目数や除去率を担保したい環境では、浄水性能を重視して業務用浄水器を選ぶことをおすすめします。
大容量なのに102種類の有害物質を約99%除去できる業務用浄水器とは?

どちらも同一料金でご利用いただけます。
業界最大級の容量と浄水性能を誇るMULTIPURE(マルチピュア)の業務用浄水器は、容量65Lの大型モデル。
ヒ素やPFAS(PFOS・PFOA)も含めた全102項目の有害物質や不純物を約99%除去します。
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【2025年】業務用浄水器で有名・人気な浄水器メーカーと機種を比較

日本国内で有名な浄水器メーカーとその業務用機種の比較方法を解説します。
2025年現在、業務用浄水器の販売やリースを確認できている浄水器メーカー、およびその販売会社には、おもに以下の5社の企業があります。
業務用浄水器の比較表(一覧)
メーカー名 | 代表的な製品名(例) | 製品価格(税込) |
---|---|---|
メイスイ | NFX-LZ | 7万3,700円 |
クリンスイ | MP02-4 | 6万6,550円 |
シーガルフォー | X-6(SS) | 65万6,700円 |
エバーピュア | ET3000013 | 23万3,888円 |
MULTIPURE (マルチピュア) | 業務用リース浄水器(MP880SC) | 月額3,300円 |
これらの企業と代表製品について以下に詳細を比較検討します。
※弊社の規則上、他社メーカーについて詳しく解説することが難しいのですが、各社公式サイト情報を参照しながら可能な範囲で各メーカー・機種の特徴についてご紹介します。詳しく知りたい方は上記表内のリンクより各社HPをご閲覧ください。
1.株式会社メイスイの業務用浄水器の特徴
メイスイでは、すばやく水が出て使用量を気にせず存分に使える大容量タイプの業務用機種が豊富に販売されています。
水道水中のミネラル分を減らし軟水をつくるモデルなど、食品加工工場、ホテル、レストランなどで使いやすいラインナップも特徴的です。
以下の浄水性能比較表においては、より高性能な濾材が使用されている「NFXシリーズ」にて他社メーカーの機種と比較しました。
メイスイの業務用浄水器「NFXシリーズ」の浄水性能
メーカー名 (製品名・品番) | 性能試験種類 | 除去性能 |
---|---|---|
メイスイ (NFX-LZ) | ・JIS S 3201 ・JWPAS B.210 | (JIS対象17項目中) 8項目 (JWPAS対象中) 1項目 |
「NFX-LZ」では、塩素、濁り、カビといった基本的な不純物について8項目を除去率80%で取り除くことができるほか、JWPASの試験にてPFOS・PFOAの除去性能も認められています。
2.株式会社クリンスイの業務用浄水器の特徴
三菱レイヨン(現:三菱ケミカルグループ)の開発した中空糸膜フィルターを中心に、粒状や繊維状の活性炭を組み合わせるなど、コスパ重視の製品から浄水性能を重視した製品までグレード別に手に取りやすく機種がそろっています。
もっともおすすめの製品は「MP02-4」という中空糸膜フィルターも活性炭も両方とも使用されているグレードの高い機種です。高グレードとはいえコスパよく利用することができます。
クリンスイの業務用浄水器「MP02-4」の浄水性能
メーカー名 (製品名・品番) | 性能試験種類 | 除去性能 |
---|---|---|
クリンスイ (MP02-4) | JIS S 3201 | (JIS対象17項目中) 4項目 |
クリンスイもメイスイと同じくJISの試験を受けており、「遊離残留塩素」「雑菌」「赤サビ(濁り)」「微粒子の鉛」の4項目について除去性能が認められています。
3.シーガルフォーの業務用浄水器の特徴
ホテルやレストランといった飲食店だけでなく、美容院、エステティックサロン、スパ、スポーツクラブなど、瞬間的な水量を必要とする施設向けにも大量浄化システムをラインナップしているシーガルフォー。
バスシャワーシステムは温水にも対応しており、残留塩素を取り除いて肌にやさしい浄水をつくることができます。
シーガルフォーの業務用浄水器「X-6(SS)」の浄水性能
メーカー名 (製品名・品番) | 性能試験種類 | 除去性能 |
---|---|---|
シーガルフォー (X-6) | ・JIS S 3201 ・NSF ・他 | (JIS対象17項目中) 6項目 (NSF) 4項目 (他試験にて) 複数項目 |
メイスイやクリンスイと同じくJISの試験を受けており、JISにおいては6項目(遊離残留塩素、総トリハロメタン、CAT、2-MTB、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン)の除去性能を認められております。
NSFで認証を得ている4項目は、規格42における「塩素」「味匂い」、規格53における「原虫」「鉛」です。
なお、JIS試験の評価について販売サイトには以下の主張があります。
家庭用品品質表示法において「浄水能力」は、どの浄水器メーカーも「除去能力が80%に下がった時点での総ろ過水量」を表示することになっております。 下記、家庭用品品質表示法に基づく表記で、表の除去率は80%となっておりますが、シーガルフォーの場合、80%しか除去できないということではありません。例えば、X-1タイプの残留塩素に関して言うと、“150000リットル通水した時点で、やっと除去率が80%まで下がる” とお考え下さい。 決して最初から80%しか除去されていないわけではありませんので、ご安心下さい。
※製品ページ内より引用
4.ペンテェア・エバーピュアの業務用浄水器の特徴
高性能なハイフローCSR浄水システムで、店舗の水をたったひとつの浄水器で一元管理することができます。日本ではトーエイ工業という販売企業より購入することが可能です。
エバーピュアの業務用浄水器「ET3000013」の浄水性能
メーカー名 (製品名・品番) | 性能試験種類 | 除去性能 |
---|---|---|
エバーピュア | ・NSF/ANSI42 ・NSF/ANSI53 ・NSF/ANSI401 | 7項目 |
エバーピュアは国際基準NSF認証を取得しており、バクテリオスタティック(bacteriostatic)機能を認められています。
NSF/ANSI規格42における「バクテリオスタティック」とは、浄水器の内部においてバクテリア(細菌)が増殖しにくい環境を保つ性能が認められているということを指します。
エバーピュアの浄水器の場合、「銀」を使用することで抑制効果を実現しています。銀イオンには抗菌作用がありますが、あくまでも浄水器内部におけるバクテリアの増殖を抑えるという機能にとどまり、水道水中のバクテリアを除去するものではないことには注意が必要です。
5.マルチピュアの業務用浄水器の特徴

MULTIPURE(マルチピュア)の業務用浄水器は、初期費用0円で始めやすく、フィルター交換無料、月額3,300円(税込)だけでリースすることができます。
業界最大級の容量・65Lを実現しており、大型施設でも安心してご利用いただけます。
マルチピュアの業務用浄水器「MP880SC」の浄水性能
メーカー名 (製品名・品番) | 性能試験種類 | 除去性能 |
---|---|---|
マルチピュア 業務用浄水器 (MP880SC) | ・ANSI/NSF規格42 ・ANSI/NSF規格53 ・ANSI/NSF規格401 ・ANSI/NSF規格P473 ・ANSI/NSF規格P477 | 102項目 |
信頼できる浄水器として世界80か国以上で親しまれているMULTIPURE(マルチピュア)の浄水器は、国際機関NSFの認証試験をクリアしています。
ヒ素やPFAS(PFOS・PFOA)も含めた102項目の有害物質や不純物を約99%除去可能です。
※性能試験結果はこちらにすべてのデータを公開しております。
NSFとJISは何が違う?人気メーカー・機種の浄水性能をまとめて比較
メーカー名 (製品名・品番) | 性能試験種類 | 除去性能 |
---|---|---|
メイスイ (NFX-LZ) | ・JIS S 3201 ・JWPAS B.210 | (JIS対象17項目中) 8項目 (JWPAS対象中) 1項目 |
クリンスイ (MP02-4) | JIS S 3201 | (JIS対象17項目中) 4項目 |
シーガルフォー (X-6) | ・JIS S 3201 ・NSF ・他 | (JIS対象17項目中) 6項目 (NSF) 4項目 (他試験にて) 複数項目 |
エバーピュア | ・NSF/ANSI42 ・NSF/ANSI53 | 7項目 |
マルチピュア 業務用浄水器 (MP880SC) | ・ANSI/NSF規格42 ・ANSI/NSF規格53 ・ANSI/NSF規格401 ・ANSI/NSF規格P473 ・ANSI/NSF規格P477 | 102項目 |
シーガルフォー、エバーピュア、マルチピュアのみ、国際基準NSFの認証試験をクリアしています。
そのほかの浄水器はおおむね、日本では従来より一般的な「JIS S 3201家庭用浄水器試験方法」にもとづいて検査が実施されています。

※昨今注目されている有害物質PFOS・PFOA(PFAS)については、JIS規格がそもそも検査対象としていないため、別途、浄水器協会の自主規格「JWPAS B.210」にもとづいて各社ともに試験結果を出している印象です。
業務用浄水器なら圧倒的性能のマルチピュア
MULTIPURE(マルチピュア)の業務用浄水器は、102項目の有害物質を高精度で除去できる能力を持ちながらも、業務用に耐え得る容量をしっかり兼ね備えた高機能浄水器です。
マルチピュアの業務用浄水器を導入するメリット

- 月額料金にすべての料金が含まれるシンプルなお支払い設計
- 初期費用0円、交換用のフィルターカートリッジ0円
- フィルターカートリッジは年に一度、自動配送(無料)
- 万が一の破損時にはすぐに交換サポート(無料)
- どのような設備にも後付で自由自在に取り付け可能
- オプションで設置のアウトソーシングサービス有り
- いつでも追加・解約できる
オンラインのお客様サポートからもお問い合わせいただけます。ささいなことでも、お気兼ねなくぜひご相談くださいませ。
