2025.10.10
浄水器が2032年まで必要になる理由とは?水道水の危険と活性炭浄水器の必要性を徹底分析
「PFAS(有機フッ素化合物)」「マイクロプラスチック」「トリハロメタン」などの発がん性や内分泌かく乱作用を持つ有害物質が日本の水道水に含まれている可能性が高いことが近年指摘されています。
これらの物質は従来の浄水処理プロセスだけでは完全に除去することができません。わずかな量でも大きな影響を受ける恐れがあるため要注意です。
年々危険の増加している日本の水道水の現状を踏まえ、今回のお水ブログでは浄水器の必要性について研究機関による最新レポートや公的機関の見解をもとに解説します。浄水器の導入によってご家族の健康をぜひ守りましょう。
2032年までの浄水器市場の世界的な動向とその必要性について

活性炭浄水器の必要性が急激に高まっています。Global Industry Analysts(GII)の最新レポート「Activated Carbon Water Filters – Global Strategic Business Report」によると、活性炭浄水器市場は2024年の約33億ドルから2032年には約78億ドルへ拡大すると予測されています。
世界的に水質汚染への懸念が高まるなか、活性炭浄水器市場の年平均成長率(CAGR)は10-12%と高い成長率を示しています。
日本でも同様に、浄水器は生活必需品としての必要性が高まっており、「あれば安心」の存在ではなく、危険から身を守るための「必須の設備」に近づいています。
日本の水道水に浄水器は必要ですか?の結論

最新の水質基準や水道対策については現在、環境省の公式サイトにて確認できます(水道水の水質基準や管理に関する所管は、2024年に厚生労働省から環境省および国土交通省に移管されました)。
行政の体制変更があっても実際に、私たちが直面する水質リスクは決して減少していません。むしろ、水道管の老朽化、新たな有害物質の発見、災害リスクの増大など、日本における浄水器の必要性はますます高まってきています。
浄水器が必要な理由1.日本全国で水道管が一斉に老朽化している

日本全国で水道管の老朽化が深刻化しています。厚生労働省の資料および国土交通省の資料によると、法定耐用年数(約40年)を超えた水道管の割合は、2006年度末の6%から2018年度末には17.6%、2020年度末には20.6%、2021年度末には22.1%にまで上昇しています。総延長約15.2万km、地球約3.8周分に相当する膨大な長さとなっています。
しかし水道施設の維持・修繕に関するガイドラインによると、年間の更新率は0.81%と低下傾向にあり、このペースではすべての水道管を更新するのにおよそ123年かかる計算になります。
つまり、現在の老朽化した水道管が完全に敷設替えされる前に、新しい水道管も老朽化してしまうという深刻な状況にあると言えます。
老朽化した水道管を通ってくる水には鉛やアスベストなどの不純物が混入するリスクがある
たとえ浄水場で水道水質基準を満たした水が供給されていたとしても、配水中に劣化した水道管を通ってくることで水道水質が悪化している可能性があります。
具体的には、鉄錆、鉛、アスベストなどの人体への健康被害が危ぶまれる危険物質が溶け出していることがあります。実際に、古くなった水道管が赤水の原因になることはよく知られています。
浄水器が必要な理由2.マンションやアパートの建物内配管の老朽化と貯水槽の管理不備

水道事業体の管理範囲は、水道本管から水道メーターまでであり、その先の宅地内給水管や受水槽については建物所有者が管理責任を負っています。 しかし古い賃貸物件などでは、これらの設備の老朽化が進んでいる可能性が高く、配水管の劣化や貯水槽の汚染により、水道水に不純物が混入してしまうリスクがあります。
とくにマンションやアパートなどの集合住宅、オフィスビル、ホテル、商業施設などでは、定期的な清掃や点検が行われていない受水槽があると、すぐに細菌が繁殖し、汚染物質が蓄積されることがあります。見落とされがちな危険として、建物内配管と貯水槽の管理不備にも注意しましょう。
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なぜ水道水に有害物質が垂れ流されていても放置されるのか?日本の水道水質基準の「逐次改正方式」の欠陥について

水質基準は水道法に定めがありますが、この基準は「逐次改正方式」で運用されています。
逐次改正方式とは、新たに有害性が明らかになった物質が見つかるたびに、基準が追加されたり強化されたりする仕組みです。そのため現時点で有害性がはっきりしていない物質については基準を設けることができません。
浄水場で新規有害物質が除去されるようになるまでには長い年月がかかる
そもそも、ある物質の人体への影響について、どれくらいの量をどれくらいの期間、継続的に摂取した場合に悪影響があらわれるのか、という点を正確に証明することは非常に困難です。詳細の判明までには長時間の調査が必要となります。
そのため新規有害物質が発見されてから浄水場で除去されるようになるまでには長い年月がかかります。人体への悪影響が明らかになった時点ではすでに、長期にわたって水道水からその物質を摂取していることになります。
現在、水道水質基準はほぼ2年に1度のペースで更新されている
今は基準が設けられていない物質でも、数年後には「この量を摂取すると有害らしい」と見直されることが過去何度も繰りかえされています。
現在はほとんど2年に1度のペースで新しい有害物質の追加や基準値の強化が行われています。頻繁に水道水質基準が変えられている一方、変更以前には垂れ流されており、自分やご家族が基準超過量を摂取していたことになります。
できるだけ多くの有害物質を除去できる浄水器をあらかじめ設置しておくことで、未然に自分や家族を健康被害から守ることができます。
創業50年来、世界80か国以上で選ばれる浄水器ブランド「MULTIPURE」

家庭用浄水器のパイオニアとしてブロック活性炭フィルター技術の実用化に世界で初めて成功したマルチピュアは、世界最高水準の浄水性能と耐久性を実現し、今では世界80か国以上のご家庭で愛用されているグローバル浄水器ブランドです。
もちろん日本大使館にも導入されており、世界各国で数百台の納入実績があります。
最多104種類の有害物質を約99%除去できる性能(NSF認証)

マルチピュアの浄水器はNSF International(旧全米衛生財団)の認証を取得しています。とくに近年問題となっているPFAS(PFOS・PFOA)、トリハロメタン、鉛、ヒ素、残留農薬、さらにはマイクロプラスチックまで、幅広く除去対象物質として対応しています。
ウイルスやバクテリアも含めた最多104種類以上の有害物質を除去できる性能が認められており、すべての物質において約99%の除去率を維持することが可能です。
マルチピュアジャパンがお客様の日常に寄り添い、100年サポートします。

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