鉛(pH6.5)

除去率 >99.3%
原水濃度 0.15mg/L +/- 10%
浄水許容濃度 0.01mg/L
水道水への暴露 加工しやすい鉛は、過去水道管に使用されていた。しかし、鉛管は鉛が水中に溶け出し、摂取者が鉛中毒に罹患する危険があるため、現在新規には使われない。 鉛管は取替が進められているが、費用の問題などで工事が進まず、宅内配管ではいまだ使われている場合が多い。
人体への影響 鉛はヘモグロビン合成を阻害するために血液塗抹標本上では有核赤血球、好塩基性斑点が認められる。急性中毒では嘔吐、腹痛、ショックなどを示し、慢性中毒では主に消化器症状、神経症状が認められる。