リンデン

除去率 >99%
原水濃度 0.055mg/L
浄水許容濃度 0.00001mg/L
水道水への暴露 1941年に神経毒として殺虫効果が見いだされて以来、農業用や住居用の殺虫剤、殺ダニ剤として広く用いられていた。しかし、 環境中で分解されにくく、の残留性が問題となったため、現在は多くの国で殺虫剤としての使用が禁止されている。
人体への影響 農薬として使用した場合、動物が食物から摂取して、脂肪、肝臓、腎臓などに蓄積する危険がある。また、母乳に含まれる例も知られている。亜急性・慢性中毒は頭痛、眩暈、神経過敏、協調運動失調、嘔気、体重減少、全身倦怠感等の症状の他、再生不良性貧血等の造血障害、実験的には肝腫瘍形成や性機能障害等が認められる。