キシレン(総キシレン)

除去率 >99%
原水濃度 0.070mg/L
浄水許容濃度 0.001mg/L
水道水への暴露 石油中に含まれ、薬剤等の原料として用いられる。医学・生物学分野では、古くから組織の切片標本の作製の際、組織を包埋するパラフィンや、封入剤として用いるカナダバルサムの溶媒として用いられてきたが、人体への毒性のため無害の代替品への切り替えが進みつつある。
人体への影響 頭痛、倦怠感、易刺激性、嘔吐、食欲不振など。重症例になると腎機能障害、意識混濁、記憶障害、肝機能障害などが現れる。